七時雨山荘（ななしぐれさんそう）

七時雨山（ななしぐれさん）のカルデラの底、広大な平野の中にポツンとある赤い屋根の山荘、これが長年登山や自然を愛する人々から親しまれている宿泊施設「七時雨山荘」です。

ここは七時雨の自然が作った箱庭。半径７km以内に民家がない隠れ家的宿。そのため、外界からの光が少なく、日本最高レベルの星空を観察できる「星降る山荘」としても有名で、定期的に天文台台長を講師として迎え、天体観測会「星を見る会」を開催しています。

七時雨の風景をこよなく愛するオーナーの立花氏。彼が同じく情熱を向けるのが「アウトドアサウナ」。立花オーナーは「ななしぐれでは日本一星が見えるサウナを体験できる」と語ります。

また日本初の古民家を活かし、岩手の文化を尊重した薪サウナ「サウナイーハトーヴ」と、最高120度まで上がり、空を眺められるテントサウナの二つのサウナをここでは楽しめます。サウナ好きが高じてサウナ番組のラジオパーソナリティも務めるオーナーがいるので、サウナ初心者にも安心してサウナを利用することが可能です。

宿に併設されたカフェ「茶居花（ちゃいはな）」は、登山客や隠れ家的な場所を求めて訪れた人々を癒してくれます。

また、ワーケーション利用者や登山客、長期滞在宿泊者も多く、長く滞在して自分を振り返り内省する場所としてもお勧め。人生で一度は訪れて欲しい宿です。

ロウリュ：サウナ発祥の地であるフィンランドのサウナ入浴方法で、ストーブで温められたサウナストーンにアロマ水をかけて蒸気を発生させる。この蒸気により、サウナ室内の湿度、体感温度が上がり発汗を促す効果がある。